「ペイガンシューターズSP」公開しました!
「ペイガンシューターズSP」公開しました!
おかか容疑者です!
このたび、拙作のスマホ・PC用シューティングゲーム「ペイガンシューターズSP」を公開いたしました!😊😊😊
PC(itch.io) … https://okakayougisya.itch.io/pagan-shooters-sp
(無料ダウンロード可能です)
本来は11月の頭に公開する予定だったんですが、GooglePlayに審査を出したら以前試しにやってみたときよりもえらい必要事項とかが増えておりまして……😖
そのへんの話は後ほど。
さて!
無事に公開できたので、このアプリに関する話を書き連ねた後にGooglePlayについての話でもちょこっと書いていこうかと思います😆
開発経緯
前作「ペイガンシューターズ」を開発完了し、次はベルトスクロールアクションを作りたいな!
と考えていたのですが、Unityを使ってみていざ取り掛かってみるとどうにもモチベーションが上がらず。
とにかく何か完成させられそうな作品をやらねば。ということでコンセプトを一転、「初代作である「ペイガンドグマ」を基にした新作を作ろう!」と考え直しました。
前作の「ペイガンシューターズ」は各キャラのアニメーションなどもそれなりに頑張って作ってたんですが、当然ながら作業量はかなり増えてしまい、この路線でゲームのボリューム増やすとえらいことになりそうだなと感じました。
なのでビジュアル面は少々妥協してでも、もっとゲームとして遊んで楽しい作品を作りたいな。というのが大まかな目標。
んで、一作くらいはスマホアプリを作りたかったため、ゲームエンジンを再考していた中で最終的にGDevelopを使用しました。
ビルドに関する懸念が全然ないの本当すごいのよこいつ。Androidアプリがスーッとビルドして完成するというだけで素人開発者にとっては大きな魅力となりました。無料プランでもPC用のビルドまで対応してますしね。iPhone対応はずっと「乞うご期待!!」だったけどね!
あとはコラボの実施について。
他の作品でも一般的になってきているコラボ。わしもやってみたい!!!
ということで、三国志大戦や流転のグリマルシェでご縁があり、また創作キャラをお持ちのフォロワーさんにTwitterでDM連絡をして了承を得て制作いたしました。
現代はスプレッドシートを用いることで自由に意見を交換できるのがマジ神だなと思わされました。すげえよテクノロジー。
改めて、許可をいただけた御三方にお礼を申し上げます。
ウチの創作の世界線は結構ふわふわしてるんで、今度どこかでよその子が自由に活動できるような場が設けられたらいいな。という理想もあります。
今回のはその一環ですね。せっかく良いキャラクターがいるのに活動できる場所がないってすごく勿体ないことだと思うので。
今作のキャラクターについて
ゲーム内容についても触れておきますね。
今回のペイガンシスターズ・ゲストキャラクターについてどんな感じに開発してたのか書き残しておきます。
・アマット
惑星ルーインをヒティの支配する星とするべく暗躍するシスター。
主人公です。
バランス調整において基準としているキャラクターで、特殊なギミックは持たせずシンプルでありながら強い、というコンセプトで開発しています。
遊び心が持たせづらいのが難点なのですが、まずこのゲームに触れたいという方にオススメできるキャラって必要ですよね。最初にテレーザとか踏むとゲームアンストされそうだし
今作は「ヘドニスドリル」を追加しました。
アマットはヒティの力の一部を受け、そのエネルギーを自分の好きなイメージに具現化して武器としている。
ヒティは人間の喜びの感情を力の源としているため、どんな人間であれヒティの役には立つ存在となる。そのためアマットは敵対する者でも殺害するという手段には極力走らず、あくまで痛めつけるだけ、または敵の戦意を喪失させることを最優先としている。
この目的を達するため、見た目に威圧感のある鈍器をモチーフとしている。
という設定。
・ヒティ
享楽の神。かつて天界により封印されていたが、アマットが封印を解いて以来共に行動をしている。面白いものが大好き。
ネタキャラ1号。
ヒティはどんな路線でやっていこうかな?といろいろ考えていたのですが、結局こうなりました😅画像のレーザーだけは特に元ネタはないんですが他のショットはリスペクト品です。シューティングラブ。
もと(1作目)はいわゆるボム要員であったため、前作から引き続きボム要素は持たせています。
前作のような強いレーザー持たせたかったんですがゲームバランス的に燃費悪すぎてとても使いにくいため、今回はザコ敵用にだいぶマイルドになりました。その場のノリで叫ぶため今作もレーザーの名称が一定していません。
・ジュディス
超能力者の集まるサイキック教の司祭。ジュディス自身は霊能力者であり、浮かばれぬ魂を救うために活動している。
前作は「敵に印を付け、その数に応じてサブ(慟哭の鬼火)の強さが変わる」というキャラクターでしたが、これを今作のシステムでこのまま適用すると使いづらそうだなと思い今作の形になりました。
ショットⅠ~Ⅲは結界を置くショットにしようと思い模索していましたが、全部が攻撃用ショットだと差別化が難しいなと感じたためⅢは防御用に。今まで話の中だけで出ていた水晶玉を活かせたので割と気に入っています。
移動速度が遅めのキャラであり、このシステムにおいては割と大きなデメリットなので、その分ショットは強くしておきたいなという思いはありました。ちゃんと溜められると火力が凄いことになるんですが、溜める分の時間がかかる・倒せなかった場合の削りがあまり強くないというリスクもあるのでこれくらいはええかなと。
・イレーナ
踊りによって精神を高める(という名目で金集めに執着している)ダンス教司祭の姉。
前作と同じく"稼ぎ"要素は加えた上で、前作的な要素をうまいこと残せないかな?と考えて今回の設定となりました。
前作は実際に発射した回数で水竜が強くなったのですが、それだと必然的にこのショットを撃たなければならなくなり作業性を感じそうだなと感じたので。前作はショットのゲージが個別にあったからこれでよかったと思うんですけどね。
様々な世界の舞を学んでいるため、今作は「ソードダンス(剣舞)」を追加。
ちなみに剣舞を嗜んでいたというのは前作での会話イベントから引っ張ってきています!(宣伝)
・テレーザ
一応ダンス教司祭。イレーナの妹でノリで生きているタイプ。金に目がない姉をたびたび抑えている。
ネタキャラ2号。
このキャラで何がしたかったのかはショットⅠ・Ⅳあたりを見てお察しください。
試みはまあまあ体現できたのではないかなと。その分絵の素材必要だからめんどくさいんだけどな!!!
作った当初はぶっちぎり弱キャラだったんですが、リターンの部分(要はダメージ)を引き上げた結果だいぶ強くなり、慣れてくれば普通に強いなというところまでアッパーしました。
慣れてくれば。
パラパラなどの激しいダンスがモチーフとしてありましたが、それだけだとネタが尽きるのでもっと幅を広げて応援全般をキャライメージとして持たせました。
というわけで「ポンポンダンシング」が誕生。かわいい名前だがやってることはゴルゴですね。ギルティ……。
ちなみにこのときのボンカレーみたいなアイコンはシリーズ全4作中3作に登場しています。準皆勤賞。
・ハンナ
伝説の存在・魔女の力を研究し続けるウィッチ教の司祭。天才だが普段はとても大雑把。
ネタキャラ3号。この人のセリフ考えてるときだけは頭のネジ飛ばさないと無理。
オプションの使い魔を使役して戦う、というコンセプトは汎用性があるので今作でも採用。それはよかったんですが、それだけだとあまりにも代わり映えしなかったので別のギミックも搭載しました。
思いつきで実装してますが、結果的にはハンナで狙うべき部分が明確になったのでよかったんでないかなと思います。
秘薬のイラストはどう見ても別のブツに見えますが秘薬です。
フロッグポーションとかもまた出したいんですがこういうゲーム性になると実装難しそうよね……。
・ヴァル
全ての破壊を信条とするクラッシュ教の司祭。一本気で短気。仲間と認めた者には助けを惜しまない。
ペイガンシスターズきっての接近戦のプロ。その点がハッキリしているのでコンセプト自体は立てやすいキャラですね。
射程が短めだが威力が高いという設定で開発していましたが、イマイチ魅力が感じられなかったため独自の怒りモードを搭載しました。
「ダメージを受けることが必ずしもマイナスにならない」ということでスーサイドのイメージ。条件さえ満たせば効果は永続であり、自らも傷つきながら破壊を繰り返す壊し屋としての一面が見せられたのではないかなと。
今作で習得した「喝斗毘カット」は前作のあるキャラクターが関わっています。
前作ヴァルのエンディングをチェックしよう!(再宣伝)
・マーシェ
ポリスシスター長官。かつては「ニクラス教」に従う組織であったためアマット達と敵対していた。今は協力関係にある。
どの作品においても「序盤は弱いが終盤に強くなる」タイプのキャラとなっています。
今作も例外ではないのですが、前作の仕様である「敵を特定ショットで倒していくと強化」という要素が今作のレベルアップと丸かぶりに。昇進要素は入れたかったのでどうすんべと悩み、今作はこういう形で落ち着きました。
「昇進を早めるために弱い敵をとにかく狙う」という判断も必要となり、なんか権力者っぽくなりましたね。
移動速度が遅いですが、その点を「パトカー要請」で補えるように。
それなりにマインドゲージに余裕ができるキャラだと思うので、後半パトカーを呼び続ければ機動力の問題もある程度解決できてハイスペックなキャラクターになるというデザインです。
・タク
「天心十五」さんの創作キャラクターとなります。
騒乱の中で一国の主となり、仲間達と戦いの中に身を投じる青年。
機動性が高く、「緊急回避」を駆使することで戦場の安全な移動が可能。
今作のノーマルステージはフィールドに点在する石像を壊すのが目的のため、機動力の高さは特に大きなアドバンテージとなります。
当初は「援軍要請」は一般兵が攻撃をするというものでしたが、意見交換をしている中で「これはこうしたらイケるんじゃないですか?」という話を繰り返した結果、タクくんの仲間が全員登場となりました。
その分操作が忙しなくなりましたが(笑)、全員揃っているときのタクくんは本当に強い!序盤は軍師ギラス(「アイアンクロウ」を強化)を早めに呼ぶのがオススメです。
・ダイバーマン
「セリ」さんの創作キャラクターとなります。
堅固な「ダイバースーツ」に身を包み、文字通り皆を"護る"ために日夜戦うヒーロー。その正体は……!?
ダイバーマン(ヒーローとして呼ぶため敢えて敬称は外します)といえば鉄壁の堅さ!
というわけでライフの高さは絶対必要。
守りを重視しているため攻撃力はやや控えめですが、そこを相棒のギューホちゃんが補うという見事な連携プレイを見せています。
爆発の追加はセリさんの提案ですが、見た目むちゃくちゃ強そうになりましたね(笑)。
「ダイバーシェル」は当初は受けるダメージを減らすという効果でお話を受けましたが、ゲームシステム的にちょっと弱いかなと思ったので現在の効果を提案しました。
「ダイバーマンの堅さを攻撃に転じる」という印象も与えられて目立つ強みになったかなと。
・ゴウケツ
「横宮」さんの創作キャラクターとなります。
"最強"を目指しひたすら独自の空手の修行に打ち込む、神出鬼没の男。
接近戦用キャラとしてはヴァルがいますが、ゴウケツさんはそれを尖らせてさらに接近戦に特化したイメージで開発しました。
ゴウケツさんといえばラッシュ!なので「パンチ」はある程度連打が効いて爽快感のある形に。
一応「衝撃拳」で遠距離も攻撃はできますが性能は抑えめにしています。
動きの早い敵を倒すのは少々苦労しますが、「剛力拳」でスピードを上げて一気に掴みかかって倒すのもまた痛快。
シューティングの概念などは捨て去って大暴れしましょう!
…全員の紹介ちょっとで済ませようと思ったけどえらい書いてしまった。
GooglePlayに公開する際の注意事項!
せっかくなので、これからGooglePlayに自作ゲーム公開したいぜ!という方のために多少なり役立つかもしれない話を。
ざっくり2点です。
アプリの公開自体の流れに関してはこんなブログよりももっと詳細に書いてくださっておる先駆者の方々がおられるのでそちらをググって見てください。
・プライバシーポリシーを作ろう
コチラの記事によると、2021年7月から全ての開発者に対してプライバシーポリシーの提出が求められるようになったとのことです。
以前のお試しアプリを出したときはこれより前だったので特に問題なく公開できたんですが、いきなり「プライバシーポリシーのURL貼ってね^^」とかいう項目が増えてたので面食らいました。
「プライバシーポリシーって何やねん?」と思って例を見てみるとこれまた長々と書かれていてまた面食らいました。
しかしご安心を。
世の中どれだけでも便利なサービスは行き届いているもので、無料でプライバシーポリシーを作成できるジェネレーターがいくつか存在しています。
だいたい英語ですがChromeで日本語翻訳おくれ~!って言えば普通に進められるでしょう。たぶん。
私はコチラのジェネレーターで適当に質問に答えて作りました。
あと、このプライバシーポリシーのURLに「アプリ内から」アクセスできるようにしておく必要もあるという話がありました。
GDevelopにはなんと「ブラウザを開きURLを表示する」というイベントが用意されているので、適当なテキストをタップしたらこのイベント設定して表示されるようにしておけばよろしいでしょう。フロリアン 最高!!
「とりあえず対応してますよ」って姿勢が見せられればそんなにツッコまれないのではないでしょうか😋
・アプリの説明文にも注意しよう
こっちが一番時間がかかった。
というのも、アプリの情報を一通りまとめてGoogleに審査してもらうわけですが、ほぼ丸二日かかるんですよね。
で、提出しては「否承認のアプリ」として戻ってくるんですよ。
アプリに関する問題アプリのストアの掲載情報に、使用権限のない単語、フレーズ、画像、動画が含まれているようです。アプリのストアの掲載情報でこの問題が起きている箇所について詳しくは、下記の「問題の詳細」をご覧ください。概要: 記載されているアプリの概要に、使用権限のない単語やフレーズが含まれているようです。
おお、なんか使ってる言葉が悪かったようです。
………で、どれが悪いの???
何が悪いのかわからず、これかな?というのを削りまくった結果、アプリ版の方の説明がかなり簡素になってしまいました(PC版の方が元の文です)。
Googleのポリシーに違反しているってことだったので海外だとアウトな言葉とか入ってるのかな?と考えていたんですが、おそらく「ファミコン」という言葉が特定商品を指すからイカンかったのでは、というお話でした。
皆さんはうまいこと当たり障りのないふわっとした説明文で乗り切ってください。
あ、最近公開されたアプリの説明文を見れば「こういう表現はOKなんだな」という参考にできると思います。これはあとで気づきました(半ギレ)
おわりに
ぼくは今後もゲーム開発を続けていくぞ!!!💪🏽(・・💪🏽)
…という話をしたいのですが、諸々の事情によりゲーム開発は今作でいったん離れようと思っております。
ただ、自分で作り上げたいゲームの案はまだ持っています。
今は一度この界隈を離れますが、注力すべきものが落ち着いてきたら再び私はプログラミングの世界に戻ってくるでしょう。
Clickteam Fusion。
LOVE2D。
GDevelop。
なんか変なツールばっかり使っていたと思われますが、私の作品を完成まで導いてくれたこれらのツールによって私の創作世界はここまで広がりました。
拙いゲームばかりですが、開発は本当に面白くて、むっちゃいい経験になりました。
本当にありがとう!!!
というわけで、我が作品において今までの集大成となった「ペイガンシューターズSP」、一度遊んでいただけたら幸いです。
本日はここまで!
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